【鬼滅の刃小説】童磨恋蓮(あとがき)
鬼滅の刃の小説。もし読んでくださった方がいらっしゃいましたら、
本当に本当にありがとうございます。
こんな小説に時間を割いてくださるなんて、神だ…!(;_:)
今回は、もともと童琴漫画を描こうと思い立って物語を考え始めたのですが、当方、絵描きというよりは字書きの性分なので、結局ネームを切る前に活字で表した方が早い、と思い、今に至ります。
とりあえずpixivにも小説としてアップ予定。
ゆくゆくは勿論、漫画に、していく、はず(←臆するな俺!がんばれ)
さて、
ではここから心ゆくまで童琴を語ります(笑)ネタバレ注意。
まずね、
原作で童磨が伊之助と出会って、琴葉について語ったくだり。皆様も色々思うことがあったと思いますが、私も同じように色々思いました。
サイコパスで狂気じみた言動を繰り返す鬼、童磨が、伊之助の母を「喰うつもりはなかった」と言ったとき、
なん、だと…??
と思いましたよね???w
「心の綺麗な人が傍にいると心地がいいだろう?」
という童磨。片っ端から女を喰ってるような印象だったので、意外すぎてびっくりです。
「可愛かったなぁ」と回想するシーンも、なんかしみじみと思い出している様子が見て取れます。でも、漫画の表現では背景真っ黒で、童磨の闇も感じさせますね。
「信者を喰ってるのがバレちゃった」
と言ったときの童磨の瞳は、心なしか寂しそうに見えたのですが、どうでしょうか。
童磨はいったい、どんなつもりで琴葉を生かしていたのでしょうか。
愛玩動物のような感覚?
喰う女はたくさんいる、飽食ぎみの鬼なのか?とか。
そして、何より思ったことはまず、
琴葉は本当に美しい…!
ということ!!
伊之助も好きだけど、琴葉の美しさは僕の中で「鬼滅」No.1ですわwww
そして童磨ですが、
猟奇的で危険な人物という描写も多々ある中、原作では童磨は最後まで自分は人間のために尽くしてきた、と思っています。
さらには十二鬼月の中でも浮いている…かなりイっちゃってる人ですよね。そんな人物像を表したくて、たくさんのモブキャラ及び極楽教の妄想設定をつぎ込んでしまってすみませんでした。。でも、たぶん、童磨は人間たちの言動を見て行動しているようにも思えるんですよね。
かなり歪曲された正義ではあるんだけど、彼なりに世のため人のための善行を施し、悪人を始末し、善人は助けちゃおう。そんな観念はもっていそう。そういったところがうまく表現できていればいいんだけど。
この作中で花が度々登場しますが、花言葉は琴葉の心情を表してます。
また、琴葉が極楽教にやってきたのは冬ということだったので、そこから季節の移ろう様も花で表してます。
最初に琴葉が持ってきたのは「木蓮」
琴葉の傷もすっかり癒えた春。花言葉は「自然への愛」
琴葉は自然を愛し、自然に愛された人なんじゃないのかな、という妄想なのですが、個人的にも、昔から大好きなキャラクターに「モクレン」という女性がいまして、イメージを被せています。
『ぼくの地球を守って』という昔の少女漫画に出てくるモクレンなのですが、彼女は歌が上手く、植物の言葉が分かる、という力があるんですよね。さらに、モクレンの愛する人は幼少期から悲惨な人生を歩み、性格がネジ曲がっちゃってるイケメン(笑)で、なんとなく童磨に通じるものがある??(いや、こじつけです)と思いました。
次に持ってきたのは「クチナシ」。
季節は初夏。花言葉は「とても幸せです」
完全に琴葉の言葉を表してます。琴葉はきっと、童磨のもとでずっと笑っていたのでしょうから、最期に真実を知るまでは幸せだったんじゃないかなぁと思いますよ。
そして、童磨が琴葉に贈ったのは「コチョウラン」
コチョウランは知っての通り、めちゃ高い花で通年で咲きます。大正時代にコチョウランがあったのかなぁとも思うのですが、名前の由来を調べたところ「胡蝶(コチョウ)は、蝶そのものや蝶をモチーフにした舞楽を指し、」とあるので、
うん、きっと日本に昔からあるwww
と勝手に決めつけて登場させました(笑)
ピンク色のコチョウランの花言葉はなんと「あなたを愛してます」
これを受け取った琴葉が赤面したのは、このせいです(笑)
童磨は自分の感情をうまく感じ取ることができなかったけれど、琴葉を殺さず手元に置いておきたい、と思ったのは、やはりそういうことだろう!!!!と思ってます。こじつけでもいいです。そうなんだよ絶対www
ついでに、コチョウランの「胡蝶」は、彼が最期に、「恋」だと思ったしのぶさんともリンクする、、、
そして、登場するのは童磨の象徴である「蓮」
というか極楽教の象徴なんてしょうね。どこを見ても蓮蓮蓮だもんな。
蓮は夏。花言葉は「神聖」なのですが、実は「離れゆく愛」もあり、琴葉は蓮の花を投げつけてしまいます…
人の感情が理解できないという童磨は、最期に胡蝶しのぶに恋心を抱き「俺と一緒に地獄に行かない?」という、凄い口説き文句を吐いて消えるんですが、
このシーンを勝手に解釈させていただきますと、童磨はこのときのしのぶさんに、琴葉の面影を見たのではないか!と妄想を膨らませました。
ていうか、伊之助もしのぶさんに琴葉の面影をみてますよね。お二人とも美人なのもありますが、何か近い雰囲気があるんだと思います。
そして、しのぶさんが最後に仲間を信じる、そう確信していると呟いた顔を見た童磨は、きっと琴葉を無意識に思い浮かべた、と、思いたい!!
こじつけ!!!
いいんですよ個人の妄想だからな。(勝手に自己完結)
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