『 白銀の墟 玄の月』感想(8)気になる人々

とりあえず、『 白銀の墟 玄の月』の1、2巻の感想は今回で終わりにします。

次は3、4巻読了後に、おそらく怒涛の感想をアップすることになると思います…!

早く。

早く!

早く!!!


早く続きを!全裸待機!(`・ω・´)ゞ



ということで、

今回は気になる人物をピックアップしていきました。


イラスト 『 白銀の墟 玄の月』(二) P.307挿絵





まずは今後も見せ場がありそうな3名をピックアップ!


●朽桟(きゅうさん)…土匪の首領。

初めは敵というかゴロツキの大将で卑しい奴め!!という感じだったのに、話をするうちに「けっこうええ奴やーん」と李斎姉さんが思うほど、意外と良いやつのゴロツキ(笑)

十二国記ではこういう人間がけっこう重要な役回りとして活躍し、最終的には召抱えられたりすることもあるので、朽桟は次巻でも必ず見せ場があると期待しています。

もし戴国が安定し、李斎が将軍として復職するときがきたら、朽桟もゴロツキ稼業から足を洗い、きちんとした職につかせて家族を養えるよう取り計らってくれそうです!

頑張れ朽桟!


●健中…琳宇の差配。神農とも親しく、信頼も厚いが非常に無口で威圧感のある漢。
基本は鉱山に坑夫を派遣する仕事をしていると言うが…


無口すぎてまったくその心情が読み取れず、セリフも少ない上に出番もちょっとしかなかった健中という者なんですが、なんとなく気になったので引っ張ってきました(笑)

この漢は2度も李斎たちを助けています。

一度目は神農の鄷都の紹介で貸家を貸してもらい、二度目は浮丘院の喜溢(きいつ)が函養山周辺に詳しい人物として連れてきています。


なんでもない人間なら一度で退場すると思うんですが、なんで2回も登場したんだろうか…となんとなく気になりました。
彼はゴロツキの土匪にも名前が響き渡っているようで、彼のおかげで李斎たちは難を逃れたと言ってもいいほど。

このときもさしたる会話はすることもなく出番は終了しましたが…

なんとなく3、4巻にも登場しそうな気がします。ただの勘なのでまったくあてにはできませんが(笑)


●駹淑(ぼうしゅく)…昨年、小臣に着任したばかりの若者。麒麟の帰還、そして阿選が新王に選ばれたことを素直に喜んでおり、逆に阿選の麾下で複雑な心境の午月が一緒に喜んでくれないことに首を傾げている様子。

彼自身は今回の阿選の謀反にはなんの関係もなく、新王が即位することを無邪気に喜ぶ小臣くん。

おぼっちゃまだけれど、トントン拍子に昇進してしまう運と実力(なんでも卒なくこなしてしまう模様)を兼ね備えており、今後の活躍を期待しています(^ν^)

2巻では小臣から配置換えを命じられ、瑞州師に編入、泰麒の警護をすることになりました。ぐんぐん要人に近づいている強運の持ち主www

もちろん、今の幽鬼の宮と化した白圭宮では仕事をもらえず暇そうなんですが、泰麒の側に寄ることさえできれば、阿選の麾下でもないし信頼してもらえるといいなぁと思ったりします。

いや阿選の麾下だって午月も伏勝もいい漢だと思うので、泰麒の力になってくれると思うんだけれど…

みんな、頑張れ!!

では次に、

確実に活躍するであろう3名をピックアップ!



●耶利(やり)…ある人の私兵として宮中にいる者。獣のような身のこなし、とあるので半獣では??と黙されている少女。その「なり」に似合わず双刀を携え、項梁からも一目を置かれている様子。

未だ謎の人物ですが、彼女の主は驍宗側の人物らしく、泰麒とも親しかった巌趙とも顔見知りの様子。

耶利は泰麒の身辺警護をすることになるので、今後活躍するのは間違いなく、また彼女の主も未だ明かされていないので注目です!


●恵棟…阿選麾下の優秀な幕僚であったにも関わらず、謀反以降は無位無冠で放置されていたところ、泰麒の世話係に任じられる。当初は泰麒から冷たくあしらわれていたが、恵棟自身は泰麒のため、国のために心を砕き、現状を打開しようと真摯に務めていたことを評価され、2巻で瑞州の州宰に任じられました!

これは仇敵として泰麒、項梁から蔑んだ目で見続けられて凹んでいた恵棟にとっては、その働きを認められたという証であり、彼自身も大きな喜びを感じています。

ようやく日の目を見たね!!( ;∀;)


はっきり言おう。

恵棟は今回の

私の最推しである!∠(`・ω・´)


こやつは絶対にイケメンだと思うに一票!wwwかなりシュッとしてスラーっとした切れ者だぜよ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

もう確実に活躍するし、泰麒にとっての右腕となって支えてくれる有能な州宰になるに決まってる!

ついでにと言ってはあれですが、恵棟の朋友、友尚も好きです!

際立った存在である阿選、驍宗がこれからより距離が縮まり、共に戴国を担っていくことに明るい希望を抱いていました。これほど頼もしいものはなく、面白い治世になるに違いない、と思った友尚の気持ちはすごく分かります…(;_;)

なぜそうならなかった_| ̄|○ il||li

ついでに片付けができない、脱ぎ散らかす、などという人間味のある将軍には好感しか持てないwww恵棟が母のように脱ぎ散らかした服を拾い集めるところも想像すると笑えます(´ε` )

頑張れ恵棟!頑張れ友尚!


最後に、なんやかんやで気になっている驍宗麾下、

●英章…驍宗失踪後、自ら「逃げる」と言い放って行方をくらました有能な麾下の一人。今回の物語で重要な役割を担っている項梁の上司にあたり、項梁の回想でも高い頻度で登場する人物だが、この男、かなりのクセ者である(笑)

驍宗からの命令も、自分の好みでないと遠慮なく嫌そうな顔をする。ねちっこいというか、曲がっているというか、とにかく、「実直」という言葉は使えない人物です。

しかし項梁曰く、驍宗への忠信は誠であり、裏切りなど考えられないということで、彼の過去には非常に興味があります!!(*´ڡ`●)一体どんな経緯で驍宗麾下になったのだろう???

英章は行方をくらます直前、自分の部下たちに署名をさせた地図を携えて消えており、その署名入りの地図を今後どう使うのか、なども気になりますね!

ちなみに、供物を供えてもらっている謎の人物、私は驍宗ではなく、他の人物だと思っているのですが、第一候補は英章です。確証はまったくないですが。




以上、活躍を期待する人々の紹介でした。

次回はもう、

3、4巻の感想まで、

今しばらくの待機ですね!!
ひゃっほう!!!щ(゚д゚щ)カモーン


Bocchi talk

アニメ・漫画について一人でしゃべり倒します。現在、『十二国記』『忍たま』『鬼滅の刃』にハマり中。

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