劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』感想(5)煉獄零巻

公開からたった10日で興行収入100億という快挙!

また、初日から17日間の興行収入が興行収入157億9936万5450円、動員数が観客動員1189万1254人を記録し、歴代興行収入ランキング(邦画と洋画含む)で10位にランクイン!!(興行通信社調べ)

映画『鬼滅の刃』国内の歴代興収10位、公開17日で157億円突破 【ランキング一覧あり】
#Yahooニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201102-00000336-oric-ent


おめでとおおおおおおございまああああす\(^o^)/


すごすぎてよく分かりませんwww

巷では煉獄さんを100億の男なんて呼んでいるようですが、

それいいな。


かっこいいな(泣)


でも名前と金が直接絡むと妙にリアルになるのがじわります。

ひ、ひゃくおく…(゚A゚;)ゴクリ


さらには、300億の男にしたいというファンの煉獄運動(?)もあるらしく、既に200億も間近な勢い。

ジブリ『千と千尋の神隠し』のハクが308億の男らしいので、是非是非ハクと並び称される男になってほしいwいや、この調子だとハク超えでは…(´゚д゚`)と記録更新に期待が高まっています!



それからそれから、

新たなキービジュアルが公開され、今までのキービジュアルや予告映像にはまったく出てこなかった猗窩座が!解禁になりましたね!!!!!
同じくして、新たなPVも解禁!!!!

観ました???!!!



声!!!



てか、映画公開後にも解禁になるキービジュアルとか、そんなのあるんですね。
映画とかほぼ観ないので、そんな風にたくさんのキービジュアルが用意されることを初めて知りました。

ちな今回のキービジュアルももちろんufotableさんの描きおろし。えっと、仕事しすぎじゃない??www

いや僕たち、アニメ二期ももちろんufotableさんにお任せしたいんですけど、フル回転してて大丈夫ですかー!!!

そしてこの盛況ぶりを感じて、改めて思うんですけど、やっぱ


アニメ二期、絶対やるに決まってる…!


と思ってます。やらなきゃ駄目だろこれは。だがufotableさんにあまりに負荷がかかると放映の時期が伸びそうで、それはちょっと心配。


あと、これまた脳内妄想なので聞き流してほしいのですが、

アニメ二期をやるとしたら、コミックスでいうと8巻〜16巻あたりになるんじゃないかなと予想してるんですが、どうでしょうか。

一期が1巻〜7巻の途中までなんですよ。
劇場版が7巻の途中から8巻の途中まで。

となると、ちょっと詰め込みすぎだとは思うけれども、二期は無限城突入までにするのが流れ的に良いような…


つまり、二期でやるのは、

・遊郭潜入編
・刀鍛冶の里編
・柱稽古編

じゃないすかね。

二期の最後は「無惨コノヤロぜってえ許さねえええ‼」となって「続きは劇場版鬼滅の刃パート2へ」!みたいな。


はっ!

ここは劇場版だけじゃなくて原作漫画の話もするのでネタバレ注意ですよ!!!(言うの遅い)


ということで今回は劇場版の最後の感想になると思います。この先もご注意の上お進みください。






冒頭の写真は、今回入場者特典でいただいた『煉獄零巻』

コミックスサイズの薄い冊子で、原作コミックスの横に並べるとすっきり収納できるスグレモノとなっております。

合わせていただいたのが↓
吾峠先生のぬりえ(描きおろし)

A5サイズ両面にそれぞれ別のイラストが描かれており、二種類のぬりえを楽しめます。

こちらは公式ホームページで誰でもダウンロードできるようになっておりますので、お子さんには拡大コピーして印刷してあげるとより塗りやすくなると思いますよ。


吾峠呼世晴先生イラスト特製ぬり絵 (劇場版入場者特典)劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイトhttps://kimetsu.com/anime/novelty/



さて、
今回は『煉獄零巻』の感想を中心に、言い残した思いの丈を叫んでいきたいと思います。
まずは、描きおろしの煉獄さん主人公の短編漫画。


題して、

煉獄さんの初任務!


です!
若いっす!可愛い(笑)
15歳前後なのかなぁ。いつ柱になったのかなぁ。

色々まだ分からないこともありますが、吾峠先生はこの巻で、「煉獄さんは主人公のようだなと思った」と書かれているだけあって、まだあどけなさの残る顔立ちに反して、正義感に満ちた良い子です。

初任務で既に炎の呼吸の威力も抜群!判断力、決断力もスーパーハイ!←w

これは近い将来必ず柱になるし、本人ももちろんそのつもりで戦っているという描写に満ちていました。


もちろん、父と弟も登場します。父は炎柱の羽織を纏っていましたが既に無精髭…

しかし、息子たちに辛く当たるのは、もしかしたら“死なせたくないから”かもしれないことが語られています。

その他、「鬼殺隊報」と題した大正コソコソ噂話、「血風剣戟冒険録」と題したアニメの記録、解説。そして今回の劇場版「無限列車乗車記録」と題したキャラクター紹介で、声優さんのインタビューがそれぞれ掲載されています。


声優さんに関しては、まず炭治郎役の花江さん。


私は超人気声優さんぐらいしか知らないような人間で、花江さんは今回の炭治郎で初めてお名前を知ったのですが、

めちゃくちゃ上手い方だな、というのが第一の感想です。


TVアニメ、兄妹の絆編は最初かなりシリアスに始まりますが、そこを鬼滅独特のコミカルな雰囲気に仕上げていくのに、花江さんの絶妙な演技がものすごく際立っていたと思います。

あ、私は素人なんで、何をどう分かっているわけでもないのでそこまで真剣に聞かないでくださいねwテキトーな感想で申し訳ない。。

でも、コミカルな演技って「間」とか声のトーンとかも難しいし、一つでもかけ違うと面白くないわけで、技術のいる仕事だなと思ってます。

そして今回の劇場版でも改めて感じましたが、真っ直ぐで思いやりに溢れた炭治郎の、優しい心と熱い想いをこめた迫真の演技が、心にぶっ刺さって泣きました…(´;ω;`)

話変わりますが、個人的には花江さんのYou Tubeチャンネルでは自ら鬼滅のゲーム実況してるのが、なんていうか、豪華すぎない???wwwと思いながらこちらも楽しく拝見させていただきました。



善逸役の下野紘さん。

『煉獄零巻』のインタビューでは、各キャラクターについてどう思うかを答えておられますが、善逸の視点で見た禰豆子ちゃんへの想いに関しては「なるほど、流石!」と納得させられました。
そして、最初の出会いが最悪だった伊之助については、善逸は「いまだに許してないと思う(笑)」というコメントに吹きましたwww

ていうか、

「ひと叫び、ひと叫びに命をかけています」


というコメントにも盛大に吹き出しましたwww

原作漫画での「汚い高音」と表現された叫び声を見事に再現されておりますが、あんな調子でずっと叫ぶのも大変でしょうね。


それを言うと伊之助役の松岡さん。

声、潰れないか心配です…( ;∀;)


原作では顔に似合わず声が「太い」とありますが、あんな美少年が、まさかこんなイノシシ声だったとは…(笑)と驚いた一読者です。

松岡さんは「ソードアートオンライン」で主人公キリト役をされておられるんですね。

っていうかキリトって、めっちゃイケメン声では???

それがああなるの????

でも、イノシシの革を被った美少年。なかなかこんなキャラでてこないわ、と思わせる良いキャラなので大好きです。

ところで、汽車を初めて見た伊之助が「なんだあの生き物はー!」と驚き、車内に入ったときは「主の腹の中だ!!戦いの始まりだ!!」と大興奮してうるさいと突っ込まれていましたが、最終的に鬼と化した汽車の、文字通り腹の中で戦うことになってしまったことがじわじわきます(笑)
ま、偶然なのでしょうけれども。伊之助の予感(?)的中だったんだな(^^)



最後に。

この『煉獄零巻』には、外崎春雄監督とキャラクターデザインを手掛けた松島晃さんの対談も掲載されていたので、
ロケハンなどで創り上げたリアルな映像美について取り上げてみたいと思います。


まず、アニメの1話で雪山の描写から始まる鬼滅の刃。

雪の感触まで伝わって来るようなアニメーションにまず引き込まれてしまいますが、この雪山のシーンは実際にロケハンを行ったことが書かれていました。


こういったリアルで美しい描写が多い鬼滅アニメ。もちろん、雪山だけではなく、随所にロケハンや資料を元に再現されたシーンが盛りだくさんです。


私としては、大正時代の浅草の夜の映像も大好き。

昔の風景ってやはり資料を徹底的に調べないときちんと描けないと思うんですよ。私もモノクロの写真では見たことあるのですが、カラー写真が当たり前の今、モノクロ写真から得られるものがもはや少なすぎて「はるか昔の風景」にしか見えないんですよね。
それをカラーで、しかも動く映像として再現してもらえるのは本当にありがたいというか、貴重!!!ぐっと親近感が湧くから不思議です。


それからアニメ19話のヒノカミ神楽シーンで回想される、炭治郎父の舞の美しさ!
これも絶対ロケハンっていうか、ロケハンだよね?!

参考にした舞があるはずですよね!絶対!!それぐらい夜の闇を照らす炎の美しさ、そして父の舞の美しさ…想像だけで描けるものではないと思います。

しかしながら、この19話、しつこいようですが再度声を大にして言いますと、


ヒノカミ神楽すごすぎる!!!!!←しつこすぎw


これは流石に技なので、誰かに技を出して、とは言えないのでロケハンの成果ではないと思うのですが(笑)それでも、「技」という想像の産物をあれほど美しく作ってしまうことに驚嘆です。

劇場版の炎の呼吸の技もそれはそれは美しかったので、本気でやっぱもう一回劇場に観に行きたい、と思うほど綺麗ですわ…


そして、劇場版の最初のシーン。

すっかり忘れていたのですが、実はカマボコ3人組が汽車に乗り込む前に、原作漫画にはないシーンが挿入されていました。


それが、


産屋敷耀哉とその妻・あまねが、鬼殺隊の隊士の眠る墓地をゆっくりゆっくりお参りするシーン。


耀哉は、思うように動かなくなった身体を妻のあまねに支えられながら、殉職した隊士の名前を一人ひとり呼び、彼らの死を悼む描写です。

このシーン、他の映画の予告映像なのか一瞬戸惑うほどリアルで、アニメなのか分からないくらい綺麗な映像だったんですけれども、(このシーンもロケハンが行われたのではと思ってます)

実は映画を一つの物語として捉えるための重要なシーンであることに、鑑賞し終わって数日経ってからようやく気づきました。


今回の映画、
我々アニメ視聴者、原作漫画既読のファンからすると、完全なる続編として捉えていたのですが、


この劇場版はアニメも漫画もまったくみたことのない人でも観れるように作ってあるんですね。

なので、アニメ26話であった出来事(胡蝶さんから煉獄さんに尋ねるように言われたこと、汽車に乗り込む前にあったひと騒動など)の回想的な場面は一切入らず、

汽車の中で戦い


という一つの物語として完結するように描かれているわけです。


実際、まったく鬼滅アニメを観たことなかった人が劇場に足を運び、よく分からない点もある中でもそれなりに楽しめたという声もあったのは、もともと分かりやすい人物相関図以外にも初見で楽しめる工夫がされていることにあるのかな、と思いました。

つまり、鬼VS鬼殺隊という対立関係(しかも勧善懲悪)と、鬼殺隊の上下関係さえ理解できれば、なんとなくでも観れてしまう単純な構図。

煉獄さんに関しては、アニメでもそこまでキャラクターが出てこなかったので、映画の中で人物像を把握できるのもよかったですね。



そして熱い死闘の後、煉獄さんの死がカラスによって伝えられるわけですが、(ここは原作漫画にも描写あり)


最後に産屋敷耀哉が再登場。最初のシーンに話がつながるわけです。

「杏寿郎は頑張ったんだね。凄い子だ」

そしてあの墓地に眠ることになるのでしょう。他の隊士同様、煉獄さんもここに眠り、次に耀哉が墓参りするときには、「杏寿郎」と名前を呼ばれる…

ぐるりと話がもとに戻って、この劇場版のストーリーが綺麗に完結します。



いやー、今回も長々と語ってしまい失礼しました(;^ω^)長すぎww
まだまだ鬼滅の大波は収まりそうにないので、しばらくは鬼滅関連のイラストでも描こうかなと思ってます。

お粗末!


Bocchi talk

アニメ・漫画について一人でしゃべり倒します。現在、『十二国記』『忍たま』『鬼滅の刃』にハマり中。

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